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十数年前の話。いよいよ明日が花園予選という日に、レギュラーの3年生数名が不祥事を起こし、試合に出られないということがあった。チームとしてまとまってきていただけに、大きなショックだった。積み上げたものが、一瞬にして崩れ去った。伝えるべきものを伝えず、教えるべきものを教えていなかったことを悔いた。 昨今、名門と呼ばれるチームでも、不祥事が絶えない。足りないのは何か、共に考え、明確にする必要があるように思えてならない。日本協会は「JRHPP」と称する人材育成プログラムを立ち上げた。成功を祈らずにいられないが、ラグビーのプレーそのものが教えるものだけでは、人格形成にはほど遠い。ラグビーをする「人間」が、大切にして、教えていくべきことがある。その欠落が、ラグビー、ひいてはスポーツが、文化として定着しない要因でもある。 |
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